海水魚の冷凍餌は、餌付きづらい海水魚や、タツノオトシゴ、ヨウジウオなど人工餌にはほとんど餌付かない海水魚の仲間に有効な餌です。餌付かない海水魚には、マリンバーグ、イサザアミ、ブラインシュリンプの冷凍餌。口が細いタツノオトシゴ、ヨウジウオなどには、イサザアミ、ブラインシュリンプの冷凍餌が有効です。イサザアミは海水に生息する生き物で、ブラインシュリンプは淡水に生息する生き物ですが、人工餌オーシャンニュートリションフォーミュラ2ブラインシュリンププラスなどが販売されているように、ブラインシュリンプは海水魚用の餌としても利用されている生き物です。ブラインシュリンプの冷凍餌には、ベビーブラインシュリンプもあり、カクレクマノミの幼魚にもおすすめです。ただし、生まれたばかりのカクレクマノミの幼魚の場合は、活餌でなくては餌付かない場合があります。海水魚飼育におすすめの冷凍餌の一覧は以下の通りとなります。

海水魚の冷凍餌比較

※スマートフォンからアクセスの場合は表が横スライドします。

餌の名前対象価格相場
マリンバーグ海水魚全般約700円
キョーリンクリーンホワイトシュリンプ海水魚全般、タツノオトシゴ、ヨウジウオ約400円
キョーリンクリーンブラインシュリンプ海水魚全般、タツノオトシゴ、ヨウジウオ約400円
キョーリンクリーンブラインシュリンプミニキューブ海水魚全般、タツノオトシゴ、ヨウジウオ約200円
ブラインシュリンプベビー海水魚全般、タツノオトシゴ、ヨウジウオ、幼魚約600円
キョーリンベビークリーンベビーブラインシュリンプ海水魚全般、タツノオトシゴ、ヨウジウオ、幼魚約400円

海水魚におすすめな餌と餌付け方法

マリンアクアリウムを行う上で、生体別に適したおすすめな餌の区分について整理していきたいと思います。なお以下の整理内容は、私自身の過去のマリンアクアリウム経験をもとにまとめているため、他の方がまとめたらまた別の視点になるかもしれません。海水魚の餌選定において、一番重要となってくるのは、自然界において生体が何を捕食していて、雑食性なのか?草食性なのか?ポリプ食?プランクトン食?なのかをシッカリと理解することです。自然界における生体の捕食性を理解した上で、餌を選定していきたいと思います。また、厳密には乾燥餌、冷凍餌については、加工のタイミングで人の手が入っているので、広域では人工餌に分類されると思うのですが、分かりやすい分類という観点で、それぞれ分けて以下のページで整理していきたいと思います。

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