水槽の水漏れに備えた損害保険の検討
リビングや事務所に水槽を設置して、癒しを得られるアクアリウムはとっても魅力的です。しかし、とっても怖いのが水漏れです。特に海水魚、珊瑚、イソギンチャクを飼育するマリンアクアリウムの場合、水が海水のため、万が一水槽が崩壊した場合、海水をかぶったほとんど全てのものが利用できなくなってしまいます。
水漏れをおこした水槽
写真はマンションの我が家で崩壊したオーバーフロー水槽です。ガラスとガラスの接合部分を接着するシリコンが劣化し、剥がれているのが確認できるかと思います。
ガラス水槽は本当に危険です。特にオーバーフロー水槽を利用する場合は、水量が多く、水槽のガラス面にはもの凄い水圧がかかっています。水槽が崩壊する際には、「ガシャン!」っと割れるのでは無く、水圧に耐えきれなくなったガラスの結合部分が、「バンっ!」と破裂するといった崩壊をします。
私の水槽は割れるのではなく、水圧でシリコンが剥がれた状態ですが、場合によっては更に水量が多く、ガラス面が弱いオーバーフロー水槽だと、シリコンが剥がれた瞬間にガラス面が割れる危険性もあり、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では特に危険性が増加します。
また、一番厄介なのが、マンションの高層階や、会社の事務所などに水槽を設置している場合です。水槽から大量にあふれた海水が下階に広がり、多額の損害賠償を請求される可能性が非常に高いです。
オーバーフロー水槽が崩壊とどうなるのか?
オーバーフロー水槽が崩壊すると以下のような状態となります。
- 水槽のガラス面が剥がれて水槽内の海水が家庭や事務所などに放出。
- 水槽からあふれ出た海水が電源を直撃し停電の発生と共に漏電が発生。
- 水槽近くに家電がある場合、海水をかぶった家電は二度と利用できなくなる。
- 近くにビデオカメラなどがあり、海水をかぶった場合、子供の小さい頃の思い出などがデータ保存がされている場合、二度と取り出せなくなる。
- 海水をかぶったフローリングは劣化が早く、すぐに使い物にならなくなるため、張替作業が発生する。
- 床下暖房を利用している場合は、フローリングを通過した床下暖房に海水がしみこみ、総交換が必要となり、これだけでも数十万かかる。
- 和室の畳があふれた海水を全て吸い込んでしまい、総交換が発生した。
- マンションの下階にも海水が漏れ、多額の損害賠償が発生。
- 使い物にならない水槽撤去に撤去費用を払う羽目に。
- 保険には何も入っていなかったので、全ての損失を自らかぶる事に。
私は新品で購入したガラスのオーバーフロー水槽が、崩壊しました。そして、数百万円単位での損害賠償が発生しました。ショップはもちろん負担してくれる事などしてくれないのは分かっていたので、黙って損害賠償を自ら行いました。
水漏れの可能性がある水槽
私はマーフィード製のオーバーフロー水槽を利用していて、13年目にして崩壊しました。特に10万円前後の新品のオーバーフロー水槽や、中古のオーバーフロー水槽を利用されている方で、マンションの高層階や会社事務所に水槽を設置されている方は、万が一に備えて、保険の検討をしておいた方が安心です。
保険の検討
ガラスのオーバーフロー水槽は必ず劣化し、特にマンションの高層階や会社事務所の場合は、水漏れ時に多額の請求がきます。オーバーフロー水槽を販売している多くのショップは、オーバーフロー水槽水漏れ時等の損害保険にほとんど入っていません。
保険の種類はとても多く、新しい商品が毎年次から次へと出てくるので、水槽の水漏れが心配な方は、インターネット上から、無料で保険の相談を受け付けてくれる以下のようなプロに何社か相談を投げかけてみるのがおすすめです。
マンション、会社事務所に水槽を設置されている方は、保険の入会をおすすめします。
また、万が一、水漏れで損害賠償などになってしまった場合は、一人で悩まず、早めにどんな法律でも相談にのってくれる法律の専門家を無料で案内してくれる無料相談サポートを活用するのがおすすめです。
「水槽の水漏れに備えた損害保険の検討」についてのご紹介は、以上となります。次はおすすめのオーバーフロー水槽がどれか?を把握しやすいように比較一覧表にまとめてみましたのでご紹介いたします。
オーバーフロー水槽比較
海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育を行う上でおすすめなオーバーフロー水槽を一覧で、比較しやすいように以下のページでまとめています。
マリンアクアリウムの飼育機材、用品
海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)を飼育するにあたり、飼育する生体の種類によって、必要となる環境が異なってきます。特に初心者の方は、「どんな機材を揃えばよいのかわからない。」と思う方が多いかと思います。海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育を行う場合で必要となってくる飼育機材や用品、リフジウム水槽などについて飼育する生体のジャンル別に、以下のページでまとめています。
マリンアクアリウム飼育方法
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。
マリンアクアリウム飼育機材
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。