珊瑚飼育は、海水魚飼育に必要な機材、用品に追加して、カルシウムリアクター、添加剤、珊瑚飼育に適した照明が必要となってきます。ここに、オーバーフロー水槽、浄水器、クーラー、プロテインスキマー、ライブロック、ライブサンド、ヒーター、水中ポンプ、塩分濃度計、バケツ、ウールマット、人工海水など海水魚飼育にも必要な機材や用品が加わってきます。より自動化させた水槽環境を実現する際には、自動給水器、電磁弁が必要です。オーバーフロー水槽を自作する際には、水槽用の配管パーツが必要となってきます。
機材、用品
オーバーフロー水槽から、珊瑚飼育に必要な機材や用品の特徴について、以下のページでそれぞれご紹介いたします。
水槽
珊瑚は、外部ろ過水槽、オーバーフロー水槽での飼育が可能です。珊瑚は水の汚れに弱いため、水量が多く確保できるオーバーフロー水槽での飼育が一番おすすめです。水槽について、ろ過について、オーバーフロー水槽について、初心者向けの水槽について、以下のページでまとめています。
浄水器
珊瑚をより自然な環境で状態よく長期飼育を目指すのであれば、水道水の不純物を取り除く事ができる浄水器があった方がおすすめです。水道水に含まれる余計な不純物を取り除き、人工海水で水を作ることによって、より生体飼育に適した飼育水を作ることができます。浄水器の詳細については、以下のページでご紹介しています。
水槽用クーラー
夏場は気温が25度以上となるため、水槽用クーラーが必須となってきます。3月ぐらいから水槽用クーラーを設置しておくと安心です。水槽用クーラーの詳細については、以下のページでご紹介しています。
プロテインスキマー
プロテインスキマーは、ウールマットで取り除くことができなかった水槽内の汚れを除去する物理ろ過の役割があります。珊瑚を飼育していると水槽内が汚れるため、プロテインスキマーがあった方がおすすめです。物理ろ過および、プロテインスキマーの詳細については、以下のページでご紹介しています。
カルシウムリアクター
私はスリークォーターカルシウムリアクターを水槽に設置して利用しています。カルシウムリアクターは必要なのか?必要でないのか?と随分昔から気になっていたのですが、水槽内に不足したカルシウムを補う事は必要なことです。カルシウムを補う手段として、添加剤もしくはカルシウムリアクターを利用するという選択肢があります。
添加剤
限られた水槽という空間の中で、珊瑚の成長に必要不可欠な水中内の元素は不足しがちです。添加剤が必要か?必要ではないか?といったら必要だと思うのですが、規定量の必要元素を正確に添加するのであれば、トリトンシステムが一番有効だと思います。
照明
自然界の珊瑚は、太陽の光を受けて成長を続けているため、珊瑚を状態よく飼育するためには、太陽光に近い光を持った照明で飼育するのが一番おすすめです。でも入荷する珊瑚は、様々な水深からやってくるので、同じ太陽光の波長を再現させるのは、とても難しいことです。
ライブロック
珊瑚のレイアウトに、ライブロックはかかせないアイテムです。ライブロックには枝状タイプとブロック状のタイプで2種類あります。珊瑚飼育を行う上で、おすすめのライブロックについて、以下のページにまとめています。
ライブサンド
珊瑚が水槽内で健全が状態で飼育できるように水槽内で生物濾過ができるよう、ライブサンドがあった方がおすすめです。生物ろ過および、ライブサンドの詳細については、以下のページでご紹介しています。
ヒーター
冬場は、水槽内の温度が25度以下になってしまうため、ヒーターが必須となってきます。あまり小型のヒーターにすると、水槽内が温まらず常にヒーターが稼動してしまい電気代も高くなってしまう場合もあるのと、取扱いには注意が必要な機材です。
水中ポンプ
水中ポンプで作る水槽内の水流はいらないという人もいます。マリンアクアリウムの名店、スプラッシュでは一切水中ポンプを使っていません。水槽内に設置する際には、水流が強くなりすぎないように、小型のタイプにしておいた方が無難です。
塩分濃度計
新しく人工海水で飼育水を作る際に、塩分濃度を計測する必要があります。水作りと水合わせの手順とあわせて、比重計がよいのか?塩分濃度計がよいのか?という点と、おすすめの計測器について、以下のページでご紹介いたします。
バケツ
バケツやタライは、水交換の際や、新しく生体を水槽内に追加する際などにとても重宝します。珊瑚飼育を行う上で、バケツは必須です。バケツの詳細については、以下のページでご紹介しています。
ウールマット
ウールマットは、水槽内で目に見えるゴミを濾過槽内で除去するために使用します。ウールマットは、ショップで購入するととても高いので、通販でまとめ買いした方が断然お得に済みます。消耗品なので、価格が安い方がおすすめです。
人工海水
人工海水は、様々な種類がありますが、今まで様々なアクアリウムショップを巡ってきたなかで一番利用頻度が高かった人工海水を利用するようにしています。おすすめの人工海水については、以下のページでご紹介しています。
自動給水器
冬場は外の温度が下がり、空気が乾燥するため、水槽内の水がとても多く蒸発してしまいます。水槽内での急激な変化は、生体にストレスを与えることになってしまいます。安定した飼育を行うためには、自動給水機があった方がおすすめです。
電磁弁
電磁弁は、浄水器、自動給水器と連結させることで、水槽システムを全自動で給水できるシステムを作る際に必要となってくる機材になります。電磁弁の取り付けができる業者は限られています。ここまできたら、かなりのマリンアクアリウムマニアです。
水槽用配管パーツ
オーバーフロー水槽を自作するために必要な、オーバーフロー水槽配管用のパーツ一覧になります。オーバーフロー水槽自作のメリットは、自分が思い描く、水槽を自ら形にできる点です。既製品を購入するよりも、機能的で安心できるシステムを作る方も身近にいます。
珊瑚飼育に必要な機材と用品のご紹介は以上となります。次にイソギンチャク飼育に必要な機材と用品についてご紹介いたします。
珊瑚の飼育方法
珊瑚の飼育方法について、ハードコーラル、ソフトコーラル別に、以下のページでご紹介しています。
マリンアクアリウムの飼育機材、用品
海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)を飼育するにあたり、飼育する生体の種類によって、必要となる環境が異なってきます。特に初心者の方は、「どんな機材を揃えばよいのかわからない。」と思う方が多いかと思います。海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育を行う場合で必要となってくる飼育機材や用品、リフジウム水槽などについて飼育する生体のジャンル別に、以下のページでまとめています。
マリンアクアリウム飼育方法
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。
マリンアクアリウム飼育機材
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。