アクアリウム業界の市場(需要)規模
インターネット上で様々な商材を扱う際に、扱う商材の日本国内における需要や市場規模を知るために、Googleアドワーズを活用して調査をします。
簡潔に述べると以下の通りです。
- Googleの検索回数が多いワードは市場の需要が高い。
- Googleの検索回数が少ないワードは市場の需要が低い。
- Googleアドワーズの広告単価が高いワードは市場の需要が高い。
Googleアドワーズと契約していると、様々な検索ワードの広告単価を調べることができます(有料の情報なので本記事ではごく一部しかご紹介しません。)。つまり、直近で扱う商材に対してどれぐらいの需要があるのか(単語ごとの国内の月間検索回数)を把握することができます。
Googleアドワーズ上において、アクアリウム関連の広告単価(1クリックあたりの広告費用)を調べると以下の通りです。
目次
アクアリウム関連ワードの傾向
アクアリウム関連ワードの広告単価
※2017年5月7日時点の情報
検索ワード | 1クリックあたりの広告単価 |
---|---|
マリンアクアリウム | 141円 |
海水魚 | 19円 |
珊瑚 | 22円 |
アクアリウム | 89円 |
熱帯魚 | 54円 |
超ウルトラ激安です。
「海水魚」のリスティング広告出稿費用は19円です。。。
マリンアクアリウム領域のみで、広告事業を展開するのはとっても厳しいのが現実だと思います。
「マリンアクアリウム」の検索ワードであれば、141円で高いのでは?っと思う方もいるかもしれませんが、141円がそもそも安いのと、「マリンアクアリウム」の検索回数が、ここにはとても記載できないぐらい極めて低いです。
アクアリウム関連ワードの一ヵ月の検索回数
ずばり「海水魚」であれば月の平均検索回数は8,000回です。
「珊瑚」になるともう少し多いのですが、「珊瑚」という検索ワードになると、ダイビング系が含まれる割合が大きいです
おおよそマリンアクアリウムに興味を持っているいる国内のユニークユーザは多く見積もっても1万人弱です。
月の検索回数8,000回って、多いの?少ないの?っという点においてはかなり少ないです。例えば「中古車」という検索ワードは、月に100万回以上です。
少し余談ですが、アクアリウムのサイトでCPC広告収入を得ようと思ってもほとんど売上にはなりません。ビックワード(海水魚)の検索回数を確認すれば、大体そのジャンルのユニークユーザの予測が付くのですが、アクアリウム関連は、検索回数が極めて少なすぎます。
参考情報として、高単価な検索ワードがどのような種類で、1クリックあたりどれぐらいの広告出稿費用がかかるかを調べてみました。
高単価な検索ワード
※2017年5月7日時点の情報
検索ワード | 1クリックあたりの広告単価 |
---|---|
薬剤師 転職 | 10,361円 |
お金を借りる | 4,146円 |
カード ローン | 4,666円 |
求人 薬剤師 | 4,962円 |
脱毛 サロン 銀座 | 1,157円 |
東京 葬式 | 1,808円 |
調べればもっと高単価な検索ワードが存在すると思いますが、昔から高単価と言われている検索ワードの2017年5月7日時点、Googleアドワーズ上の広告単価(1クリックあたりかかる費用)は上記の通りです。
転職、薬剤師系ですと、Googleアドワーズの広告単価が一万円もします。
つまり一万円もする広告出稿費用をGoogleに支払ったとしても、需要が高い分、回収可能ということを意味します。
マリンアクアリウム業界の市場規模
広告単価が低く、検索回数が少ないということはそれだけニッチな市場だと言えます。
恐らくマリンアクアリウムにおいては、長年飼育しているマニアの人口は国内に数百人、もしくは数十人ぐらいで、数千人の人たちがマリンアクアリウムに興味を持っている中級から初心者の方々だと思います。
なんとなく、国内で長年マリンアクアリウムをやっているマニアの人は、「あの人とあの人とあの人…」っと顔と名前が思い浮かぶ規模なのではないでしょうか?
ただ市場規模が小さいからといって悲観することは無く、市場規模が小さい分、伸びしろは果てしなくある市場だと思います。
今後ますます飼育環境の発展により、誰でも簡単にマリンアクアリウムを楽しめる世界がやってくれば、マリンアクアリウム人口は増えると思います。
マリンアクアリウム人口を増やすためには、マリンアクアリウムにまだ携わっていない人たちに、マリンアクアリウムの魅力を伝えなくてはならないのかもしれないですね。
ちなみになのですが…海水魚が月の平均検索回数が8000回に対して、熱帯魚は5倍の4万回以上あります。
もしインターネット上でマリンアクアリウムネタのみでCPC広告収入を得たいと検討している人がいるならば、厳しいよな…と私は思います。
A8.netやバリューコマースなど無料登録して、アクアリウム関連以外の広告ビジネス(アフィリエイト)を並行して取り組んだ方がおすすめです。
基礎知識
マリンアクアリウム飼育方法
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。
マリンアクアリウム飼育機材
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。