マーフィードの浄水器(エキスパートマリンZ)
マーフィードの浄水器は、エキスパートマリンZ 50、エキスパートマリンZ 75、エキスパートマリンZ 150の3種類があります。それぞれの大きな違いは、1分間あたりに生成できるRO水の容量です。エキスパートマリンZ 50は、190L/日(130ml/分)。エキスパートマリンZ 75は、280L/日(190ml/分)。エキスパートマリンZ 150は、570L/日(390ml/分)と生成できるRO水の量が異なります。つまり、価格が高い商品でも構わないので、RO水を早く大量に作りたい場合は、エキスパートマリンZ 150がおすすめで、逆に生成されるRO水の量が少なくても構わないので、浄水器導入の初期費用を安くおさえたい場合は、エキスパートマリンZ 50がおすすめです。そしてエキスパートマリンZ 50とエキスパートマリンZ 150の間にある商品が、エキスパートマリンZ 75になります。ただし、価格の差は、エキスパートマリンZ 50とエキスパートマリンZ 150で、3,000円から4,000円ぐらいの差なので、エキスパートマリンZ 150を購入しておいた方が、1分間あたりに生成できるRO水の量が多いので重宝します。
利用条件
エキスパートマリンZ 50、エキスパートマリンZ 75、エキスパートマリンZ 150の違いは、1分間あたりに生成できるRO水の量になりますが、本ページの一番最後に記載している使用中のRO水の生成量は、水圧4.2kg/平方センチメートル、水温25度の条件下における値となってきます。つまり、地域や季節、気候や、利用する水道の水圧などによっても、生成できるRO水の量に差がでてきます。あまりにもRO水が生成できる量に変動がある場合は、加圧ポンプや減圧レギュレーターなどを利用する必要があります。
組み立て方
マーフィードの浄水器、エキスパートマリンZには、エキスパートマリンZ 50、エキスパートマリンZ 75、エキスパートマリンZ 150の3種類がありますが、構成されている部品や、組み立て方法については、特に違いはありません。構成部品とあわせて、組み立て方について、以下のページでご紹介いたします。
フィルターとメンブレンの交換目安
マーフィードの浄水器(エキスパートマリンZ)で利用するセディ&カーボンXXフィルターは定期的に交換を行なう必要があります。交換せずに利用していると、水道水に含まれる塩素がフィルターを通したのにも関わらず検出されるようになります。またメンブレンを交換せずに利用していると、TDSの値が上昇して、浄水器を利用してRO水を生成したつもりでいても、不純物が含まれたいたということになってしまいます。詳細については、以下のページでまとめています。
関連記事:エキスパートマリンZのフィルターとメンブレンの交換目安
RGダッシュ
マーフィードの浄水器は、エキスパートマリンZ 50、エキスパートマリンZ 75、エキスパートマリンZ 150の3種類があります。それぞれの浄水器の違いについては、生成されるRO水のスピードが異なるという違いだけで、生成されるRO水の純度には差がありません。しかし、エキスパートマリンZだけの利用では、RO水が生成できても純度が高いRO水になっていません。エキスパートマリンZを利用して、ミドリイシなどTDS値が限りなく0ppmに近い不純物をほとんど含まないRO水を生成するためには、RGダッシュをエキスパートマリンZに接続し、第三ステージのフィルター(DIフィルター的な役割)を設けることが必要です。
関連記事:RGダッシュ
仕様比較
エキスパートマリンZ 50、エキスパートマリンZ 75、エキスパートマリンZ 150それぞれの仕様に関する比較は、以下の通りとなります。
※スマートフォンからアクセスの場合は表が横スライドします。
項目 | エキスパートマリンZ 50 | エキスパートマリンZ 75 | エキスパートマリンZ 150 |
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基準生産量 | 190L/日(130ml/分) | 280L/日(190ml/分) | 570L/日(390ml/分) |
耐圧性能 | 7.0kgf/cm2 | 7.0kgf/cm2 | 7.0kgf/cm2 |
使用温度 | 4℃から38℃(常温) | 4℃から38℃(常温) | 4℃から38℃(常温) |
サイズ | W360×D100×H180mm | W360×D100×H180mm | W360×D100×H180mm |
付属品 |
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フィルター |
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参考販売価格(税込) | 18,500円 | 19,440円 | 21,840円 |
エキスパートマリンZ 50の詳細 | エキスパートマリンZ 75の詳細 | エキスパートマリンZ 150の詳細 |
マーフィードの浄水器を購入する際のおすすめの構成
マーフィードの浄水器、エキスパートマリンZを購入する際には、RGダッシュとセットになった商品を購入すると価格を安くおさえることができ、海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育に適した環境を整えることができるのとあわせて、水槽内に発生する苔の量を抑えることができます。詳細は、以下のページでまとめています。
関連記事:マーフィードの浄水器を購入する際のおすすめの構成
アクアリウム用浄水器の特徴、選定について
アクアリウム、特に珊瑚、イソギンチャク、海水魚飼育に必要とされる浄水器。マーフィード、クロノスレイン、オルガノ。時にはスーパーなどに設置されているR.O.ピュアウォーター自動販売機なども利用している人もいますが、「浄水器って一体何がいいんだろう?」と思いませんか?特にマリンアクアリウムの場合は、水と光を制する者は、アクアリウムを制するといってもよいほど重要な「水」と「光」。一般のご家庭で浄水器を利用する場合、価格が安いか?高いか?捨て水が少ないか?多いか?RO水生成までの時間が短いか?長いか?と、主に経済的な面について気になる事が多いと思います。アクアリウム用浄水器の特徴、選定について、以下のページでまとめています。
関連記事:アクアリウム用浄水器の特徴、選定について
マリンアクアリウム飼育方法
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。
マリンアクアリウム飼育機材
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。