バケツによる白点病治療方法と手順

私が過去に実施してきたバケツによる白点病治療方法と手順についてのご紹介です。本治療方法は、バケツを利用して治療できるので、水換え用のバケツなどがあれば、いつでも治療を開始できる方法です。ただし、冬場の寒い季節や、夏場の暑い季節は、バケツ内の温度が急激に変化し易いので、長時間の白点病治療を行うには、適していない方法です。冬場であれば、バケツ内にヒーターを取り付ければ温度あわせが楽にできるのですが、夏場の暑い時期は、バケツにクーラーを取り付けることはできないので、夏の季節には治療方法として適さない方法となります。バケツによる白点病治療の手順について、ご紹介いたします。

白点病の原因

白点病は、海で発生する事は無く、水槽という閉鎖的な環境で飼育することによって発生する病気です。白点病が発生するもっとも多い原因は、通販などで購入した海水魚を水槽に入れたタイミングです。白点病については、以下のページでご紹介しています。

関連記事：海水魚の白点病について

治療手順

白点病の治療手順は、以下の通りとなります。

• 手順1：綺麗に洗った薬浴用のバケツや水槽（トリートメントタンク）を用意する。
  関連記事：水替え用バケツやタライの特徴、選定について
• 手順2：人工海水で新しく海水を作る。
  関連記事：ショップでも利用しているおすすめの人工海水
• 手順3：ニチドウグリーンＦゴールドをトリートメントタンクに入れる。
• 手順4：トリートメントタンクに温度計、ヒーター、エアレーションをつけてメインタンクと同じ温度になるように温度あわせを行う。
  関連記事：海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育の水作りと水合わせ、温度合わせ手順
• 手順5：温度あわせ、水あわせを行いながら白点病の海水魚をトリートメントタンクに入れる。
• 手順6：一日おきにトリートメントタンクの水を全て交換しながら、白点病が綺麗に完治するまで、手順1から手順4を繰り返す。

以上が、バケツによる白点病治療方法と手順になります。

治療方法

私が、海水魚飼育の愛好家の立場で、過去に試行錯誤してきた白点病治療の方法について、3種類ご紹介いたします。

• バケツによる白点病治療
• 隔離ケースによる白点病治療
• トリートメントタンクによる白点病治療

それぞれの治療方法について、以下のページでご紹介いたします。

比較

白点病治療薬の商品比較表になります。商品名をクリック（タップ）すると、各商品の詳細情報を確認することができます。

※スマートフォンからアクセスの場合は表が横スライドします。

以下のページからも白点病の治療薬の比較表をご確認いただけます。

関連記事：どれがおすすめ？白点病治療薬比較

予防方法

白点病は、発生させる前に事前に予防を行うのが一番大切なことです。大切な海水魚を白点病にさせないためにも、水槽に殺菌灯を取り付けるのがおすすめです。殺菌灯の詳細については、以下のページでまとめています。

関連記事：殺菌灯の特徴、選定について

白点病治療初心者におすすめの治療薬

白点病治療になれていない場合、メイン水槽とは別に、バケツ、隔離ケース、トリートメントタンクなどを準備して白点病治療を行わなくてはなりません。白点病治療に不慣れな場合は、メイン水槽でも利用可能な、以下の商品がおすすめです。

白点病治療経験者におすすめの治療薬

白点病治療に慣れている場合や、バケツ、隔離ケース、トリートメントタンクなどを準備して白点病を時間をかけて完全に完治させたい場合は、以下の商品がおすすめです。

白点病治療は、とても根気がいるのと、海水魚にも負担がかかる治療です。殺菌灯や、アクア工房ヨウ素ろ材シリーズ殺菌筒を利用して、未然に白点病の発生を抑止させるという事が一番楽な方法です。

白点病予防対策

海水魚を白点病にさせないための予防方法についてです。白点病は、発生させる前に事前に予防を行うのが一番大切なことです。大切な海水魚を白点病にさせないためにも、水槽にアクア工房ヨウ素ろ材シリーズ殺菌筒もしくは殺菌灯を取り付けるのがおすすめです。詳細については、それぞれ以下のページでまとめています。

マリンアクアリウム飼育方法

海水魚、珊瑚（ソフトコーラル、ハードコーラル）、イソギンチャク、マリンプランツ（海藻、海草）の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。

マリンアクアリウム飼育機材

海水魚、珊瑚（ソフトコーラル、ハードコーラル）、イソギンチャク、マリンプランツ（海藻、海草）の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。