45センチタイプのオーバーフロー水槽となってくると、そこそこ本格的なオーバーフロー水槽になってきます。飼育環境の条件などにもよりますが、海水魚だけでなく、イソギンチャクや珊瑚といった生体について、飼育することが可能です。オーバーフロー水槽は、水量が確保できるという点が一番大きなメリットになるのですが、サイズが大きいオーバーフロー水槽にすることで、ろ過槽内の空間が広くなるため、プロテインスキマーやカルシウムリアクター、殺菌灯、クーラーなど、生体飼育に必要な機材を水槽に接続しやすくなるという点や、メイン水槽内が広くなるので、ライブロックによるレイアウトがしやすくなるといったメリットがあります。
目次
45センチオーバーフロー水槽
こんな人におすすめ
45センチのオーバーフロー水槽は、小型ですが、本格的なオーバーフロー水槽となってきます。以下のような方におすすめなオーバーフロー水槽となります。
- 安く、本格的なオーバーフロー水槽を始めたい方。
- 水槽に生体を数多く入れない方(カクレクマノミだけなど)。
- メインの水槽は別にあって、隔離水槽として別途安い水槽が欲しい方。
- 初心者なのでまずは小さいサイズからはじめたい方。
初心者向けにおすすめなオーバーフロー水槽については、以下のページでもご紹介しています。
メリット、デメリット
メリット
- 価格が安い。
- 組み立てが簡単。
- 通販で容易に購入できる。
- サイズが小さいので置き場所に困らない。
- 万が一水漏れしても被害を最小限にとどめられる。
デメリット
- 水量が少ないため、水温、水質など変化が起きやすく生体にストレスを与える場合がある。
- 飼育できる生体が限られる。
- 濾過槽が狭いためプロテインスキマー、カルシウムリアクター、クーラー、殺菌灯など機材の接続に困る場合がある。
- メイン水槽サイズが狭いので、ライブロックでのレイアウト組みが難しい。
- 水が汚れやすいため頻繁に水換えが必要な場合がある。
- 地震が発生した際に倒れ易い。
飼育できる生体
水量
45センチサイズの水槽の水量は、おおよそ91.1リットルから101.2リットルとなります。各水槽サイズ別にみた場合の水量の詳細については、以下の通りとなります。
45センチオーバーフロー水槽比較
45センチオーバーフロー水槽の比較になります。
※スマートフォンからアクセスの場合は表が横スライドします。
サイズ | 商品名 | 価格 | サイズ | 色 | 詳細 | |
---|---|---|---|---|---|---|
45センチ | オルカ | 74,800円~ | W 48.5cm×D 47cm×H 132cm | 白、黒 | 詳細 | |
45センチ | REEFER NANO | 124,200円~ | W 45cm×D 45cm×H 132cm | 白、黒 | 詳細 |
サイズ別水槽比較
30センチ、45センチ、60センチ、90センチ、120センチのオーバーフロー水槽を比較することができます。
オーバーフロー水槽は、通常の水槽と異なり、幅や奥行きの他に、濾過槽用のキャビネットがある分、高さがとてもある水槽となってきます。現在通常の規定サイズとして販売されているオーバーフロー水槽は、30センチ、45センチ、60センチ、90センチ、120センチがメインで販売されている規定のサイズとなってきます。以下のページより、各サイズ別にオーバーフロー水槽を検索することができます。
「45センチオーバーフロー水槽比較」についてのご紹介は、以上となります。次に「オルカ45センチオーバーフロー水槽の通販」についてご紹介いたします。
オーバーフロー水槽比較
海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育を行う上でおすすめなオーバーフロー水槽を一覧で、比較しやすいように以下のページでまとめています。
マリンアクアリウムの飼育機材、用品
海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)を飼育するにあたり、飼育する生体の種類によって、必要となる環境が異なってきます。特に初心者の方は、「どんな機材を揃えばよいのかわからない。」と思う方が多いかと思います。海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育を行う場合で必要となってくる飼育機材や用品、リフジウム水槽などについて飼育する生体のジャンル別に、以下のページでまとめています。