オーバーフロー水槽とは?

オーバーフロー水槽の仕組み

オーバーフロー水槽の仕組み

オーバーフロー水槽とは、濾過槽内で浄化された水がポンプによってメイン水槽に持ち上げられ(青い矢印)、溢れたメイン水槽内の水が、フロー管を伝わり濾過槽に落ちる(赤い矢印)水槽システムの事をオーバーフロー水槽と呼びます。オーバーフロー水槽は、メイン水槽と濾過水槽を分けて管理するシステムのため、水量を多く蓄積することができるのが大きな特徴です。

オーバーフロー水槽が利用される場面

オーバーフロー水槽は、家庭のリビングルームや、理髪店や飲食店の待合場所などに設置されるオーバーフロー水槽です。主に鑑賞用を目的としているため、水槽を設置する部屋のインテリアにマッチするよう、おしゃれで綺麗なデザインのタイプがあります。

なぜオーバーフロー水槽なのか?

アクアリウム観賞を行うにあたり、水槽の濾過システムは主に以下4種類に分かれます。

  • 上部濾ろ槽水槽
  • 外掛式ろ過水槽
  • 外部濾ろ槽水槽
  • オーバーフロー水槽

それぞれのろ過水槽をイメージで描いてみると、以下のような内容となります。

上部濾過水槽について

上部濾過水槽について

上部濾過水槽について

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外掛式濾過水槽について

外掛式濾過水槽とは

外掛式濾過水槽とは?

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外部濾過(外部フィルター)水槽について

外部濾過(外部フィルター)水槽とは

外部濾過(外部フィルター)水槽とは

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オーバーフロー水槽について

オーバーフロー水槽とは

オーバーフロー水槽とは

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上記のイメージは、各水槽において、赤い矢印が汚れた水の流れ、青い矢印がろ過システムによって浄化された水の流れを示しています。濾過槽まで含めた水槽の水量を見たときに、一番水量を多く確保できるのがオーバーフロー水槽となります。

海水魚や珊瑚、イソギンチャクを飼育する上で、大切になってくる事は濾過能力です。

水槽内では魚の死骸や、糞、餌の食べ残しなど、水槽内での汚れが発生します。濾過能力が低いと、これらの汚れが水槽内に蓄積してしまい、生体たちに有害な物質が蓄積し、水槽が維持できなくなってしまうといった事象が発生してしまいます。

水槽内のろ過能力を高めるためには、濾過槽も含めた水槽内に蓄積できる水の量を多く確保しなくてはなりません。上部濾過槽水槽、外掛式濾過槽水槽、外部濾過槽水槽、オーバーフロー水槽この4種類の水槽のうち、最も濾過能力が高いとされる水槽がオーバーフロー水槽になります。

ただし、オーバーフロー水槽にも、メリット、デメリットがあります。詳しくは以下のページでまとめています。

関連記事:オーバーフロー水槽のメリット、デメリット

ろ過とは?

海水魚珊瑚イソギンチャク飼育に欠かせないシステムが濾過システムです。水槽内で生体を維持していると、糞や残り餌、死骸といった様々な有機物が発生してきます。水槽という限られた空間の中で、生体たちが状態よく生活していくためには、濾過を利用して水槽内を綺麗に保つ必要があります。濾過とは、生体を飼育する際に水槽内で発生した糞や残り餌、珊瑚やイソギンチャクなどの排泄物といったタンパク質、炭水化物、脂質などで構成された有機物を取り除くための仕組みです。水槽内で発生したばかりのタンパク質、炭水化物、脂質などの有機物は、まだ水槽内ではそれほど悪影響を与えませんが、これらの有機物は水槽内で分解され、有毒なアンモニア、亜硝酸へと変化していくことになります。濾過の仕組みは、大きく分けて物理濾過と、生物濾過に分類されます。詳しくは、以下のページをご確認ください。

関連記事:物理ろ過と生物ろ過の違い

種類

オーバーフロー水槽は、主にメーカーやショップオリジナルによる既製品のオーバーフロー水槽と、ショップ独自にカスタマイズされたオーバーフロー水槽に分かれてきます。

既製品

既製品は、ネット通販でも簡単に注文が可能なオーバーフロー水槽です。届いたその日に自ら組み立てを行うことができます。どこのショップで購入しても同じものになるので、価格が安いオーバーフロー水槽を検索して注文するのがおすすめです。サイズは、30センチ、45センチ、60センチ、90センチ、120センチがメインで、150センチ以上の大型のオーバーフロー水槽になってくると、特注品扱いになるため、カスタマイズ可能なショップでの注文が必要となってきます。

価格が安い既製品のオーバーフロー水槽を販売しているショップを水槽サイズ別に、以下のページから探すことができます。

カスタマイズ

カスタマイズされたオーバーフロー水槽は、既製品のオーバーフロー水槽とは異なり、自ら希望するサイズや要望をショップに伝え、独自にオーダーメイドするタイプのオーバーフロー水槽となってきます。既製品と異なり、自ら要望する内容でオーバーフロー水槽を組み上げることができるのが特徴ですが、既製品と比較すると価格が高いのが特徴です。ただし、スプラッシュのオーバーフロー水槽のように、万が一の水漏れ時にも安心な損害保険に既に加入済みのオーバーフロー水槽や、コーラルラボのオーバーフロー水槽のように、水換えをほとんど必要としないトリトンシステムを採用したオーバーフロー水槽など、一度設置したら、長く利用できるオーバーフロー水槽である点も特徴としてあります。スプラッシュコーラルラボのオーバーフロー水槽は、以下のページからご確認いただけます。

オーバーフロー水槽で飼育できる生体

オーバーフロー水槽は、あらゆる濾過システムの中で最も優れた水槽になります。海水魚珊瑚イソギンチャク、マリンプランツなど、あらゆる生体の飼育が可能です。海水魚珊瑚イソギンチャク、マリンプランツの飼育方法については、以下のページにまとめています。

海水魚珊瑚イソギンチャク飼育が行なわれる濾過システム(物理濾過)は、オーバーフロー水槽の他に、上部濾過水槽外掛式濾過水槽外部濾過(外部フィルター)水槽と4種類あります。これらは全て物理濾過と呼ばれる濾過システムになります。物理濾過については、以下のページでご紹介しています。

関連記事:物理濾過とは?

物理濾過は、上記でご紹介した水槽の濾過システムと、プロテインスキマーを組み合わせることによって、更に水槽内の汚れを綺麗に除去することができます。プロテインスキマーについては、以下のページでご紹介しています。

関連記事:プロテインスキマーの特徴、選定について

「オーバーフロー水槽とは?」についてのご紹介は、以上となります。次に「オーバーフロー水槽のメリット、デメリット」についてご紹介いたします。

関連記事:オーバーフロー水槽のメリット、デメリット



オーバーフロー水槽比較

海水魚珊瑚イソギンチャク飼育を行う上でおすすめなオーバーフロー水槽を一覧で、比較しやすいように以下のページでまとめています。

関連記事:オーバーフロー水槽比較

マリンアクアリウムの飼育機材、用品

海水魚珊瑚イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)を飼育するにあたり、飼育する生体の種類によって、必要となる環境が異なってきます。特に初心者の方は、「どんな機材を揃えばよいのかわからない。」と思う方が多いかと思います。海水魚珊瑚イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育を行う場合で必要となってくる飼育機材や用品、リフジウム水槽などについて飼育する生体のジャンル別に、以下のページでまとめています。

関連記事:マリンアクアリウムの飼育機材、用品

マリンアクアリウム飼育方法

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。

イソギンチャク

イソギンチャクの飼育 イソギンチャクの飼育

マリンプランツ(海藻、海草)

マリンプランツの飼育 マリンプランツの飼育

マリンアクアリウム飼育機材

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。