物理濾過とは?

物理濾過とは、「濾過槽に設置されたウールマットによって汚れを除去する濾過」もしくは「プロテインスキマーの泡の力を利用して汚れを除去する濾過」の2種類です。人間が作り出した物理的な濾過装置を利用して、水槽内に発生する目に見える汚れを除去する濾過の事を物理濾過と呼びます。

物理濾過とは?

物理濾過には、以下の2種類があります。

濾過槽を利用した物理濾過

物理濾過とは、魚の糞や水中を漂う浮遊物を濾過槽に設置するウールマットなどで濾し取ることです。後に説明する生物濾過は、ろ材(多孔質ろ材、ドライボールなど)に付着したバクテリアにより水中の有機物を分解し、水質を綺麗にすることです。バクテリアが水質を綺麗にしてくれる作用を「硝化」と呼びます。

アクアリウム観賞を行うにあたり、水槽の濾過システムは主に以下4種類に分かれます。

飼育環境が広ければ広いほど、生体にとっては快適な環境となります。水槽の容量が大きければ、閉ざされた空間の中でも環境の変化が起こりにくいというのが大きな理由です。狭い環境で毎日餌を与えているのと、広い環境で毎日餌を与えているのとでは、狭い環境の方が「水の汚れが早い」というイメージはつきやすいのではないかと思います。とはいえ、初めから巨大なオーバーフロー水槽を購入するのは、勇気が必要だったりもします。濾過能力が大きい順に並べると、オーバーフロー水槽>外部濾過水槽>上部濾過水槽>外掛式濾過水槽となります。

初心者の方が購入時に判断し易いように、水槽4タイプのメリットデメリットを記載しながら、まとめてみたいと思います。

濾過槽の種類について

海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育を行なう上で、代表的な濾過システムは、上部濾ろ槽水槽、外掛式ろ過水槽、外部濾ろ槽水槽、オーバーフロー水槽の4種類です。海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育を行なう際の濾過システムの採用基準として大切なポイントが、濾過槽の大きさです。熱帯魚と異なり、海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育は水槽が汚れやすいことから、より大きな濾過システムを採用することで、安定した環境で生体を飼育することができます。それぞれのろ過水槽について、以下のページでまとめています。

関連記事:海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育で一番優れた水槽の濾過システムとは?

プロテインスキマーを利用した物理濾過

魚の糞や残り餌、生体の死骸など、早期の段階で、これから有害物質のアンモニアへと変化する前段階の有機物状態(タンパク質、炭水化物、脂質など)のタイミングで除去する装置が、プロテインスキマーです。

プロテインスキマーの詳細については、「プロテインスキマーの特徴、選定について」ページで、詳しく解説しています。

関連記事:プロテインスキマーの特徴、選定について

物理濾過のご紹介は以上となります。物理濾過と並んで、水槽内の汚れなどの不要物を除去するための生物濾過について、以下のページでご紹介いたします。

関連記事:生物濾過とは?



海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育の濾過について

海水魚珊瑚イソギンチャク飼育で必要不可欠な仕組みが濾過です。濾過には大きく分けて物理濾過生物濾過の2種類があります。オーバーフロー水槽外部濾過水槽外掛け式濾過水槽上部濾過水槽の各濾過槽は、物理濾過生物濾過の役割を果たしています。

関連記事:海水魚、珊瑚、イソギンチャク飼育の濾過について

マリンアクアリウム飼育方法

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。

イソギンチャク

イソギンチャクの飼育 イソギンチャクの飼育

マリンプランツ(海藻、海草)

マリンプランツの飼育 マリンプランツの飼育

マリンアクアリウム飼育機材

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。