ハタゴイソギンチャクの選び方

状態が優れたハタゴイソギンチャクを飼育している90センチ水槽

状態が優れたハタゴイソギンチャクを飼育している90センチ水槽

ハタゴイソギンチャクは、購入時の生体の調子の良さが一番の決めてです。これが全ての決めてと断言しても間違いありません。購入する際に以下の内容を販売店に質問し、良好な回答が得られればその個体は長期飼育できます。ハタゴイソギンチャクを直輸入するコーラルラボさんは、インドネシアから沖縄便よりも早く生体をショップまで入荷できるルートを持っています。ハタゴイソギンチャクに限らずサンゴも含めて沖縄便が優れているというのは過去の出来事になってしまっています。でも沖縄産も相変わらず優れた素晴らしい個体です。生体に一番負担がかかるのは「輸送」です。直輸入しているショップさんであれば、採取から国内到達までに要した時間を適切に説明してくれます。特にカラーハタゴイソギンチャクはデリケートです。珍しさだけで購入してしまい、一週間ももたなかった多くのアクアリストの方々をみてきました。ショップでのトリートメントが実施されているかもとても重要です。ハタゴイソギンチャクを丁寧に扱うコーラルラボさんでは、一旦輸送でストレスがかかったハタゴイソギンチャクをトリートメントタンクに入れて状態を確認して、問題が無い個体から販売をしてくれています。大切な生体を丁寧に扱うショップさんは、本当にとっても素晴らしいと思います。

ハタゴイソギンチャクの選び方

状態がよいハタゴイソギンチャクの見分け方

触手が綺麗

触手が水流になびいていて、綺麗に輝いたハタゴイソギンチャクを選ぶ

どんな色をしたハタゴイソギンチャクであっても状態がよい個体は、販売水槽内でとても綺麗に輝いています。これは、状態がよい個体と状態が悪い個体を長年見てこないとなかなか判断がつかないポイントかと思いますが、長年見てくるとパッと見で状態の良し悪しが判断付くようになってきます。色が薄くなり褐虫藻が抜けていないことなども言われていますが、褐虫藻は抜けていても飼育環境下でも元に戻すことができるので、先に記させていただいた触手の状態と触手の色をよく観察して購入個体を選択することをおすすめします。触手の色は、お店の照明環境下でも変化しますが、本当に状態よい個体は、触手の色がグラデーションがかって見えるというのが私の過去の経験則です。

口が閉じている

口が閉じているハタゴイソギンチャクを選ぶ 状態がよいハタゴイソギンチャクは、飼育下において口を開くことはほとんどありません。状態の悪いハタゴイソギンチャクは口を開き、中の内臓が外からも見えることがあります。口を開いている個体は状態が良くないため、どんなに綺麗な個体であっても選ばない方がよいです。状態が悪くなってしまったハタゴイソギンチャクは、口を開き中の内臓が溶け始め、口から白い煙のようなものを出し始めます。このような兆候が出始めると水槽内にいる他の生体にも悪影響を及ぼし始めるため、早めに決断をして水槽内から取り出すことをお勧めします。「せっかく購入したハタゴイソギンチャクだからもう少し様子を見たい。」と思うこともあるかと思いますが、一度調子を崩したハタゴイソギンチャクを水槽内で復活させることは不可能です。

縮みすぎていない

縮みすぎていないハタゴイソギンチャクを選ぶハタゴイソギンチャクは、伸び縮みを繰り返すと言われていることもありますが、状態がよい固体は直接触れることなどが無い限り縮みすぎるようなことはありません。状態が優れた個体は常に開いています。ただし、夜間など照明を落とした際には体を縮めハタゴイソギンチャクも体を休めます。照明が点灯している日中において、ハタゴイソギンチャクが体を小さく縮めているようであれば、調子が悪い兆候です。照明が弱いと体がどんどん縮まり、いずれ消滅してしまいます。

触手に吸着力がある

触手に吸着力があるハタゴイソギンチャクを選ぶ 触手に触れた際に、べったりと吸い付いてくる触手が状態の良さを表しています。あまり触れすぎると手から離すのに大変なのと、生体の方も調子を崩してしまうので触れすぎには注意が必要です。調子を崩したハタゴイソギンチャクは、触手の吸着力が無くなり水槽内にヤッコがいる場合には、ハタゴイソギンチャクを突っつき始めます。ヤッコがハタゴイソギンチャクの触手を突っつき始めた際には、ハタゴイソギンチャクが弱っている証拠ですので照明環境や水流、水質などを見直してあげる必要があります。口を広げて溶け始めたハタゴイソギンチャクでは無く、縮こまって調子を崩しているハタゴイソギンチャクであれば環境を見直してあげることで調子を戻してくれる場合があります。

購入にベストな季節

ハタゴイソギンチャクに限らず、海水魚の飼育珊瑚の飼育イソギンチャクの飼育マリンプランツの飼育も同様のことが言えるのですが、海の中に生息する生き物は、環境の変化にとても大きなストレスを受けて調子を崩して命を落としてしまうことが多い生き物です。ハタゴイソギンチャクも同様で、水槽内の環境の変化にストレスを受けて調子を崩してしまうことが多いです。調子を崩したハタゴイソギンチャクの様子については、以下のページでまとめています。

関連記事:調子が悪いハタゴイソギンチャクの状態

なので、ハタゴイソギンチャクを購入する際には、外が乾燥して水槽内の水分が蒸発して比重が大きく変動するような冬の時期は避け、春や秋に購入するのがベストです。ただし、欲しい生体があったらシーズン関係なしで購入したくなってしまうことが多いと思うので、水槽内の環境の変化が発生しやすい冬の時期にハタゴイソギンチャクを購入する際には、水槽内の比重に変化が発生しないように自動給水機を利用して、足し水を行い比重の変化を極力抑えるようにするのがおすすめです。

選定する際の大きさに関して

ハタゴイソギンチャクを選定する際の大きさに関して60cm、90cm水槽であれば、触手を広げた際の大きさは15cmぐらいにしておいた方が無難です。一つの水槽で、ハタゴイソギンチャクだけを飼育するのであればもっと大きな固体を選んでも大丈夫ですが、同じ水槽で珊瑚を飼育していたり、ヤッコを飼育しているようであればなるべく小さな固体を選定しておいた方がレイアウトがしやすいです。状態よくハタゴイソギンチャクを飼育していると、照明だけの光でもどんどんと大きくなってしまいます。ヤッコを飼育している場合は、泳いでいる時にハタゴイソギンチャクに触れてしまい、そのまま食べられてしまうこともあります。なので、なるべく小さいハタゴイソギンチャクを選んだ方がよいです。小さい固体の方が、状態もよい個体が多い気がします。

ネット通販にするべきか?ショップで直接購入するべきか?

ハタゴイソギンチャクの購入をネット通販にするべきかショップで直接購入にするべきかハタゴイソギンチャクはネット通販やオークションでも購入することができます。沖縄のショップさんで直接現地でハンドコートされたハタゴイソギンチャクであることが確実であるのであれば、通販で購入したハタゴイソギンチャクでも問題無く飼育することが可能です。むしろハンドコートされたハタゴイソギンチャクで、現地から直接郵送となるのであれば、通販で購入したハタゴイソギンチャクの方が状態がよい場合が多いです。左の写真のようにシッカリと梱包されて沖縄から空輸されてきます。海外からやってくるハタゴイソギンチャクは、コーラルラボさんは間違いなく丈夫です。でも個体差はあるので、直接購入前の状態を目視できるのが一番確実です。また、ネット通販であれば、アクアギフトさんの固体もおすすめです。アクアギフトさんのハタゴイソギンチャクの最新在庫情報は以下のページから確認することができます。

関連記事:アクアギフトイソギンチャク入荷在庫情報

「ハタゴイソギンチャクの選び方」についてのご紹介は以上です。次に、「ハタゴイソギンチャクの産地」について、今まで自宅水槽で飼育してきたハタゴイソギンチャクの写真とあわせて産地別にご紹介いたします。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの産地



ハタゴイソギンチャクの長期飼育に関して

ハタゴイソギンチャクの長期飼育について

カクレクマノミがもっとも共生する相性がよいイソギンチャクといえば、ハタゴイソギンチャクです。ハタゴイソギンチャクを長年飼育する愛好家として、今までの飼育を通じて感じた事や実体験を本ページでは記載しております。他に飼育されている方はまた違った意見等があるかもしれません。ショップやメーカーさんであれば、もっとよいアドバイスをしてくれるかもしれません。遠く離れた海の中からやってくるハタゴイソギンチャクを少しでも大切に長く飼育できるよう、初めてハタゴイソギンチャクを飼育される方や、なかなかハタゴイソギンチャクが上手く飼育できない方向けに、お役に立てればと思いまとめています。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの長期飼育に関して

イソギンチャクの飼育

イソギンチャクといえば、誰もがあこがれる飼育環境下で行うカクレクマノミとの共生です。以下でご紹介するイソギンチャクは、全て我が家の自宅で飼育してきたイソギンチャクになります。イソギンチャクは、海水魚珊瑚マリンプランツ(海藻、海草)と比較しても独特の生き物で、実際に飼育経験を積んでいかないと、生体の見極めや、長期飼育が難しい生き物です。ただし、飼育環境さえ整えてしまえば、飼育が難しいとされるハタゴイソギンチャクでも、10年以上飼育する事も可能です。実際に私の周りには10年以上、ハタゴイソギンチャクを飼育しているベテランのアクアリストが今なお飼育を継続して存在します。イソギンチャクと並んで人気のカクレクマノミの飼育については、以下のページでまとめています。カクレクマノミも、もう10年ぐらい今もなお継続して、長期飼育しています。

関連記事:イソギンチャクの飼育について

イソギンチャクの飼育機材、用品

イソギンチャク飼育は、海水魚飼育に必要な機材、用品に追加して、カルシウムリアクター添加剤イソギンチャク飼育に適した照明が必要となってきます。カルシウムリアクター添加剤は無くてもイソギンチャクの飼育は可能です。ここに、オーバーフロー水槽浄水器クーラープロテインスキマーライブロックライブサンドヒーター水中ポンプ塩分濃度計バケツウールマット人工海水など海水魚飼育にも必要な機材や用品が加わってきます。より自動化させた水槽環境を実現する際には、自動給水器電磁弁が必要です。オーバーフロー水槽を自作する際には、水槽用の配管パーツが必要となってきます。

関連記事:イソギンチャク飼育に必要な機材と用品

イソギンチャク飼育におすすめのオーバーフロー水槽

イソギンチャク飼育におすすめなオーバーフロー水槽を30センチ、45センチ、60センチ、90センチ、120センチサイズ別に比較することができます。オーバーフロー水槽は、サイズが大きくなるにつれて、とても高額になってきます。オーバーフロー水槽が崩壊したり、水槽に付属する機材が故障すると、飼育している海水魚珊瑚イソギンチャクマリンプランツが死んでしまう可能性があるので、万が一何かトラブルが発生した際にも、サポート体制がシッカリとしている店舗で購入するのがおすすめです。インターネット通販で販売されているオーバーフロー水槽は、組み立てが簡単なので、届いたその日に水槽のセッティングを開始することができます。詳細は、以下のページでまとめています。

関連記事:どれがおすすめ?オーバーフロー水槽比較

マリンアクアリウム飼育方法

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。

イソギンチャク

イソギンチャクの飼育 イソギンチャクの飼育

マリンプランツ(海藻、海草)

マリンプランツの飼育 マリンプランツの飼育

マリンアクアリウム飼育機材

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。