ハタゴイソギンチャクの長期飼育に関して

ハタゴイソギンチャクの長期飼育について

カクレクマノミがもっとも共生する相性がよいイソギンチャクといえば、ハタゴイソギンチャクです。ハタゴイソギンチャクを長年飼育する愛好家として、今までの飼育を通じて感じた事や実体験を本ページでは記載しております。他に飼育されている方はまた違った意見等があるかもしれません。ショップやメーカーさんであれば、もっとよいアドバイスをしてくれるかもしれません。遠く離れた海の中からやってくるハタゴイソギンチャクを少しでも大切に長く飼育できるよう、初めてハタゴイソギンチャクを飼育される方や、なかなかハタゴイソギンチャクが上手く飼育できない方向けに、お役に立てればと思いまとめています。また、新たな飼育器材などの登場により、ハタゴイソギンチャクが更に飼育しやすい環境が出てくるようなことがあれば、その都度サイトの情報は、修正、追加していきます。ちなみに、薬物採取と未だによく記載されているのを目の当たりにすることがあるのですが、薬物採取はされていないです。それを証明しないと、販売店も困るよなっというのもあり、外国産のハタゴイソギンチャクを長期飼育してきた記録をまとめています。

我が家のハタゴイソギンチャク

自宅のハタゴイソギンチャクを撮影してYOUTUBEにアップした動画です。状態がよいハタゴイソギンチャクは、細長くなった触手を水流になびかせます。触手が短いアラビアハタゴイソギンチャクも、状態がよいとハタゴイソギンチャクのように触手が細長くなります。状態よく年単位で長期飼育できるイソギンチャクにとって適した飼育環境で育つハタゴイソギンチャクは、必ず触手の形状が細長くなります。逆に触手が丸く縮まり、水流になびかない状態の触手をしたハタゴイソギンチャクは、年単位での飼育にいたらないことが多いです。状態がよいハタゴイソギンチャクの触手の状態、水流の強さの参考になればと思い撮影した映像です。動画を再生すると音が出るので、音がでるとまずい環境で再生する際は、スマホ、タブレット、パソコンの音量を下げて再生してください。

ハタゴイソギンチャクとは

ハタゴイソギンチャクとブラックオセラリスのペア

ハタゴイソギンチャクとブラックオセラリスのペア

ハタゴイソギンチャクは、カクレクマノミが好んで共生するイソギンチャクの仲間です。他のイソギンチャクよりも毒性が非常に強く、人の手で触れると触手に刺されて手が腫上がったり、触れた後にチクチク痛む事もあります。ダイビングをやられる方はご存じかもしれませんが、自然界には更に強力な毒を持ったウンバチイソギンチャクという種類もいます。このイソギンチャクに刺されると入院してしまうほどです。ハタゴイソギンチャクは、そこまでの毒はありません。ただし、水槽で飼育できるイソギンチャクの中では、一番毒性が強いイソギンチャクとなります。詳しくは、以下のページでご紹介しています。

関連記事:ハタゴイソギンチャクとは

選び方

状態が優れたハタゴイソギンチャクを飼育している90センチ水槽

状態が優れたハタゴイソギンチャクを飼育している90センチ水槽

ハタゴイソギンチャクは、購入時の生体の調子の良さが一番の決めてです。これが全ての決めてと断言しても間違いありません。購入する際に以下の内容を販売店に質問し、良好な回答が得られればその個体は長期飼育できます。ハタゴイソギンチャクを直輸入するコーラルラボさんは、インドネシアから沖縄便よりも早く生体をショップまで入荷できるルートを持っています。ハタゴイソギンチャクを購入する際のチェックポイントについて、以下のページにまとめています。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの選び方

産地

ベトナム産ハタゴイソギンチャクとスノーフレークオセラリスのペア

ベトナム産ハタゴイソギンチャクとスノーフレークオセラリスのペア

日本国内の市場に流通するハタゴイソギンチャクは、国内であれば石垣島や宮古島など沖縄方面、尖閣諸島周辺の海域に生息する種類がメインです。海外からやってくるハタゴイソギンチャクだと、インドネシア、フィリピンが主な採取場所になります。昔はベトナム便が入荷したことがありましたが、現在はほとんどみかけることがなくなりました。また、オーストラリアのケアンズ海域にもハタゴイソギンチャクは生息していることが、現地シッパーさんとのコンタクトで確認が取れています。ここでは公表しませんが、レッドカラーのハタゴイソギンチャクも存在し、価格についても把握済みです。好きな生体のことについては、更に他では入らないような情報を知りたくなるのが愛好家の心理だと思うので、私が実際にハタゴイソギンチャクを海外の海に潜って採取している方々から聞いた情報をまとめてみたいと思います。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの産地

色と種類

ブルー、先端スカイブルー&パープル、センターグリーン&パープルエッジのハタゴイソギンチャク

ブルー、先端スカイブルー&パープル、センターグリーン&パープルエッジのハタゴイソギンチャク

ハタゴイソギンチャクは、様々なカラーバリエーションがあります。一番多く流通している色は、ノーマルカラーと呼ばれる茶色っぽい固体となります。ノーマルカラーの他には、クリーム、ホワイト、蛍光イエローグリーン、メタリックグリーン、ブルー、パープルといった固体が流通しています。今まで飼育してきたハタゴイソギンチャクの中には、センターグリーン、パープルエッジな固体や、先端スカイブルー軸パープルといった珍しい固体もいました。また、とても貴重なレッドカラーのハタゴイソギンチャクも世の中には存在します。国内でレッドカラーのハタゴイソギンチャクを過去に販売していたのは、私が把握している範囲では、スプラッシュとコーラルラボになります。それぞれのそれぞれのハタゴイソギンチャクの価格相場と入手難易度は以下のページでご紹介しています。

ノーマル

  • 価格相場:5千円~
  • 入手難易度:簡単

ノーマル固体は、国産から海外産のハタゴイソギンチャクまで幅広いルートで入手できるハタゴイソギンチャクです。国産はブラウン一色なのに対して、海外産は淡い様々なカラーがのる固体がいます。価格が安いため、ハタゴイソギンチャクを初めて飼育される初心者の方におすすめな固体です。

ノーマル固体を確認する

クリーム

  • 価格相場:5千円~
  • 入手難易度:簡単

クリーム固体は、海外産のハタゴイソギンチャクで入荷する事があるカラーバリエーションです。昔はよくベトナム便のハタゴイソギンチャクというと、クリームの固体を多く見かけました。インドネシアやフィリピン海域などでよく採取されるカラーバリエーションになります。入荷量も多い固体のため、価格はノーマル固体とほぼ変わりはありません。

クリーム固体を確認する

イエロー

  • 価格相場:2万円~
  • 入手難易度:困難

イエロー固体は、意外とみかけないカラーバリエーションです。イエローで購入した個体であっても飼育環境下においては蛍光イエローグリーンに変色していったり、逆に蛍光イエローグリーンの固体が黄色に変色するような事もあります。全身黄色いハタゴイソギンチャクは、あまり見かけることが無いので稀種です。

イエロー固体を確認する

蛍光イエローグリーン

  • 価格相場:2万円~
  • 入手難易度:困難

蛍光イエローグリーン固体は、2000年頃インドネシア便で入荷するハタゴイソギンチャクでとてもよく見かけました。過去、宮古島で採取された蛍光イエローグリーンのハタゴイソギンチャクも飼育したことがあります。近年はあまりみかけないカラーバリエーションのハタゴイソギンチャクになってきました。

蛍光イエローグリーン固体を確認する

メタリックグリーン

  • 価格相場:2万円~
  • 入手難易度:困難

メタリックグリーン固体は、全身が濃いグリーンのハタゴイソギンチャクです。コーラルラボやアクアギフトなど、直輸入のショップが出来てから頻繁に見かけることができるようになったカラーバリエーションです。かつてはブルー固体よりも、グリーン固体の方が希少価値が高かったこともあります。グリーン固体が国産で入荷することは無く、全てがインドネシアやフィリピン近海で採取された固体になります。

メタリックグリーン固体を確認する

ホワイト

  • 価格相場:5千円~
  • 入手難易度:普通

ホワイト固体は、海外産のハタゴイソギンチャクとして見かける機会が多い固体です。調子を崩しているハタゴイソギンチャクと勘違いされている方がいるのですが、調子を崩して白く変色しているのではなく、通常時の状態からホワイトカラーのハタゴイソギンチャクになります。

ホワイト固体を確認する

ブルー

  • 価格相場:2万円~
  • 入手難易度:困難

ブルー固体は、国産で入手する事は稀で、海外産として入荷する事が多い固体です。触手の軸まで青いいわゆる「ドブルー」固体の入荷は稀で、先端がブルー、触手の軸部分がノーマルのような色合いの固体の方が多いです。飼育環境下においては、ブルーの青みが薄まったり、パープルのような色合いへと変色してしまうようなケースもあります。ブルー固体をいつまでも綺麗な色合いで維持するためには、ハタゴイソギンチャクの長年の飼育経験が必要です。

詳細を確認する

パープル

  • 価格相場:2万円~
  • 入手難易度:困難

パープル固体は、国産でも海外産でも見かけることが多いカラーバリエーションです。2000年頃は、ハタゴイソギンチャクのカラー固体といえばパープル固体が主流で、なおかつ沖縄産でパープルといえば高値で取引されていました。近年は、ハタゴイソギンチャクを海外現地で採取し、直輸入できるショップが出てきているため、パープル固体はそれほど珍しい固体ではなくなってきました。

パープル固体を確認する

センターグリーン、パープルエッジ

  • 価格相場:10万円~
  • 入手難易度:不可能

センターグリーン、パープルエッジ固体は、いわゆるツートンタイプのカラーバリエーションを持つハタゴイソギンチャクです。ハタゴイソギンチャクの中には、一色ではなく、二色以上のツートンカラーを持つ固体がいます。特にグリーンやパープルなどカラーのツートンを持つ固体は珍しく、ツートンカラーの色が強ければ強いほど高値で取引されている場合があります。

センターグリーン、パープルエッジ固体を確認する

先端スカイブルー軸パープル

  • 価格相場:20万円~
  • 入手難易度:不可能

先端スカイブルー軸パープル固体は、触手の先端がスカイブルーで、触手の軸がパープルの固体です。2000年からイソギンチャクの飼育を行なってきていますが、このカラーバリエーションのハタゴイソギンチャクは、過去一度しか見たことがありません。写真の固体は、珊瑚イソギンチャクを直輸入するコーラルラボで購入し、飼育していた個体になります。

先端スカイブルー軸パープル固体を確認する

レッド

  • 価格相場:不明(おおよその価格は把握済み)
  • 入手難易度:不可能

レッド固体は、極めて採取が難しいハタゴイソギンチャクです。私が把握できている限りは、国内のショップでハタゴイソギンチャクのレッド固体を入荷して販売していたショップは、スプラッシュとコーラルラボの2箇所のみです。どちらのショップも過去一度だけ、ハタゴイソギンチャクのレッド固体が入荷したことがあります。写真のハタゴイソギンチャクのレッド固体は、スプラッシュに入荷した際に撮影した写真になります。

レッド固体を確認する

貴重な赤いハタゴイソギンチャクの写真とあわせて、以下のページで、各カラーバリエーションのハタゴイソギンチャクの一覧をまとめてご紹介しています。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの色と種類

照明

水槽内で飼育10年目に突入した宮古島産パープル固体のハタゴイソギンチャク(メタハラ利用)

水槽内で飼育10年目に突入した宮古島産パープル固体のハタゴイソギンチャク(メタハラ利用)

ハタゴイソギンチャクの飼育で一番気になるのが照明です。照明にはT5蛍光灯、LED、メタハラがありますが、私が今まで年単位でハタゴイソギンチャクの飼育ができたのはメタハラのみです。T5蛍光灯、LEDでも飼育ができるか?できないか?といえば、飼育は可能です。しかし、年単位での長期飼育には至りませんでした。私の知り合いにも10年以上ハタゴイソギンチャクを飼育している愛好家が一人だけいますが、その方も照明はメタハラを利用しています。今までハタゴイソギンチャクを飼育してきて感じた必要な飼育環境についてまとめてみたいと思います。

関連記事:ハタゴイソギンチャク飼育に最適な照明とは?

飼育環境

自宅水槽で飼育中のハタゴイソギンチャクパープル固体

自宅水槽で飼育中のハタゴイソギンチャクパープル固体

ハタゴイソギンチャクを状態よく年単位での飼育を行なっている水槽環境をご紹介いたします。ハタゴイソギンチャクを長く飼育する際に必要だと感じるのは、オーバーフロー水槽を採用した水槽環境を準備し、浄水器を利用して純度が高い水に人工海水を入れて飼育水を作る点と、ハタゴイソギンチャクの飼育に適した照明を選定するという点です。イソギンチャク飼育に必要な機材と用品ページにもイソギンチャク飼育に必要な機材や用品についてご紹介していますが、本ページではハタゴイソギンチャクを長期飼育する上で理想的な水槽環境について、以下のページでご紹介いたします。

関連記事:ハタゴイソギンチャクに適した飼育環境

餌を与えなくても年単位で飼育しているハタゴイソギンチャク

餌を与えなくても年単位で飼育しているハタゴイソギンチャク

ハタゴイソギンチャクに餌を与えて餌付ける必要はありません。アサリ、クリル、ブラインシュリンプ、液状フード、栄養に関して、とても問い合わせが多いのですが、私は今まで年単位での飼育を行ってきている中で、ハタゴイソギンチャクに餌を与えた事は一度もありません。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの餌

悪い状態

状態を崩したハタゴイソギンチャク

状態を崩したハタゴイソギンチャク

状態を崩したハタゴイソギンチャク

状態を崩したハタゴイソギンチャク

状態を崩したハタゴイソギンチャク

状態を崩したハタゴイソギンチャク

ハタゴイソギンチャクは水槽での長期飼育が難しいことから、水槽環境下において状態を崩すことがよくあります。ハタゴイソギンチャクが状態を崩した際の症状としては、縮んでなかなか開かない場合、小さくなってしまっている場合、口から白い煙のようなものがでた場合などです。繁殖による分裂を除き、このような状態がハタゴイソギンチャクに発生してしまった場合は、復活させることはほぼ不可能な症状となってきます。詳細については、以下のページでまとめています。

関連記事:調子を崩したハタゴイソギンチャクの状態

治療、回復

水槽内で色が抜けて白くなってしまったハタゴイソギンチャク

水槽内で色が抜けて白くなってしまったハタゴイソギンチャク 2015年12月13日時点

水槽内での怪我では無く、採取時にイソギンチャクが破れてしまった個体が流通する事がたまにあります。水槽環境の状態がよければ、水槽内で復活させる事も可能ですが、水槽環境が整っていない場合については、破けたイソギンチャクを復活させるのは難しいので、破けたイソギンチャクは選定しないようにした方が無難です。水槽内で、状態を崩したハタゴイソギンチャクを治療し、回復させた記録についてご紹介いたします。

関連記事:ハタゴイソギンチャクの治療、回復

カクレクマノミとの共生

10年間飼育している我が家のカクレクマノミ

10年間飼育している我が家のカクレクマノミ

カクレクマノミが一番相性がよいイソギンチャクがハタゴイソギンチャクです。ブリード個体であれば、他のイソギンチャクとの共生を行うこともありますが、自然採取されたワイルド個体のカクレクマノミとイソギンチャクの共生を水槽内で実現させたい場合については、ハタゴイソギンチャクが一番ベストです。

関連記事: カクレクマノミの飼育について

海水魚、珊瑚、エビ、カニとの相性

ハタゴイソギンチャクに共生するアカホシカニダマシ

ハタゴイソギンチャクに共生するアカホシカニダマシ

今まで、サンゴや海水魚、エビ、カニなど様々な生体との相性についてお問い合わせをいただきました。お問い合わせがあった生体との相性に関して、まとめて記載したいと思います。

関連記事:ハタゴイソギンチャクと海水魚、珊瑚の相性

イボハタゴイソギンチャクとの違い

蛍光グリーンのイボハタゴイソギンチャクと共生するカクレクマノミ

蛍光グリーンのイボハタゴイソギンチャクと共生するカクレクマノミ

イボハタゴイソギンチャクとハタゴイソギンチャクの違いは、触手の長さで判別が可能です。ただし、小さい個体の時はなかなか判別が難しい事もあります。

関連記事:イボハタゴイソギンチャクの飼育について

過去の飼育経験から感じること

ハタゴイソギンチャク水槽で飼育するコリンズピグミーエンゼル

ハタゴイソギンチャク水槽で飼育するコリンズピグミーエンゼル

ハタゴイソギンチャクの飼育は、2週間の壁などと言われるようなこともありますが、なかなか長期飼育に至らない経験をされている方が多いのではないかと思います。わたしがマリンアクアリウムを始めた2000年の頃は、入荷するハタゴイソギンチャクの状態もよく無く、飼育環境も整っていなかったため、購入したハタゴイソギンチャクを水槽に入れても、直ぐに死んでしまうという事が何度もありました。今までハタゴイソギンチャクを飼育してきて、「ハタゴイソギンチャクを長期飼育するポイントはここにある。」という点について飼育経験をもとに以下に記載してみたいと思います。

関連記事:ハタゴイソギンチャクが飼育できない!過去の飼育経験から感じること

飼育難易度

ハタゴイソギンチャクの飼育難易度です。入手したハタゴイソギンチャクの状態や整備された飼育環境であれば、特に難しくは無いですが、入荷時の状態、飼育環境の状態によっては、とても飼育が難しいイソギンチャクです。長期飼育を目指すのであれば、メタハラ、浄水器プロテインスキマーの利用がおすすめです。環境さえ整っていれば、決して飼育が難しいイソギンチャクではありません。しかし、水槽の環境がシッカリと整っていない状態だと、長期飼育はなかなか難しいです。

難易度

難しい:

カクレクマノミとの共生

簡単:

珊瑚との相性

危険:

色別飼育難易度

ハタゴイソギンチャクは色別の飼育難易度もあります。海外の海で採取されたハタゴイソギンチャクを日本に輸送する際に、カラー(グリーンやブルー)の固体よりも、ノーマル固体の方が輸送に耐えられるのと、自然界での固体数を見ても、カラー(グリーンやブルー)固体よりも、ノーマル固体の方が数が多いです。恐らく、カラー(グリーンやブルー)固体よりも、ノーマル固体の方が環境の変化による適応力が強いものと推測します。過去、様々なカラーバリエーションのハタゴイソギンチャクを実際に飼育してきて感じる、色別の飼育難易度を一覧表にしてみました。

カラーバリエーション 飼育難易度
ノーマル 簡単:
クリーム 普通:
イエロー 難しい:
蛍光イエローグリーン 難しい:
メタリックグリーン 難しい:
ホワイト 普通:
ブルー 難しい:
パープル 普通:

ハタゴイソギンチャクは、水槽で飼育できるイソギンチャクの中では、最も飼育が難しい種類になります。初心者の方でイソギンチャクを水槽で飼育する際には、サンゴイソギンチャクや、タマイタダキイソギンチャクを選定するのがおすすめです。

関連記事:初心者向けイソギンチャク飼育ガイド

ハタゴイソギンチャクの価格相場

  • ノーマル:約5,000円
  • カラー:約10,000円

価格はノーマル個体であれば5,000円前後。カラー個体であれば、1万円前後。珍しいカラーの個体になると、5万円前後で販売されているようなこともあります。詳しくは以下の通販サイトより、最新の価格をご確認ください。



通販サイトで購入ができる価格が安いハタゴイソギンチャクを以下のページからご確認いただけます。該当の商品が存在しない場合は、商品が何も表示されない場合や、他の商品が表示される場合があります。

ハタゴイソギンチャクのご紹介は以上となります。イソギンチャクの飼育方法に関するご紹介は以上となります。

次にイソギンチャクと共生するカクレクマノミの飼育方法についてご紹介いたします。 関連記事:カクレクマノミの飼育について

人気のショップ


イソギンチャクの飼育

イソギンチャクといえば、誰もがあこがれる飼育環境下で行うカクレクマノミとの共生です。以下でご紹介するイソギンチャクは、全て我が家の自宅で飼育してきたイソギンチャクになります。イソギンチャクは、海水魚珊瑚マリンプランツ(海藻、海草)と比較しても独特の生き物で、実際に飼育経験を積んでいかないと、生体の見極めや、長期飼育が難しい生き物です。ただし、飼育環境さえ整えてしまえば、飼育が難しいとされるハタゴイソギンチャクでも、10年以上飼育する事も可能です。実際に私の周りには10年以上、ハタゴイソギンチャクを飼育しているベテランのアクアリストが今なお飼育を継続して存在します。イソギンチャクと並んで人気のカクレクマノミの飼育については、以下のページでまとめています。カクレクマノミも、もう10年ぐらい今もなお継続して、長期飼育しています。

関連記事:イソギンチャクの飼育について

イソギンチャクの飼育機材、用品

イソギンチャク飼育は、海水魚飼育に必要な機材、用品に追加して、カルシウムリアクター添加剤イソギンチャク飼育に適した照明が必要となってきます。カルシウムリアクター添加剤は無くてもイソギンチャクの飼育は可能です。ここに、オーバーフロー水槽浄水器クーラープロテインスキマーライブロックライブサンドヒーター水中ポンプ塩分濃度計バケツウールマット人工海水など海水魚飼育にも必要な機材や用品が加わってきます。より自動化させた水槽環境を実現する際には、自動給水器電磁弁が必要です。オーバーフロー水槽を自作する際には、水槽用の配管パーツが必要となってきます。

関連記事:イソギンチャク飼育に必要な機材と用品

イソギンチャク飼育におすすめのオーバーフロー水槽

イソギンチャク飼育におすすめなオーバーフロー水槽を30センチ、45センチ、60センチ、90センチ、120センチサイズ別に比較することができます。オーバーフロー水槽は、サイズが大きくなるにつれて、とても高額になってきます。オーバーフロー水槽が崩壊したり、水槽に付属する機材が故障すると、飼育している海水魚珊瑚イソギンチャクマリンプランツが死んでしまう可能性があるので、万が一何かトラブルが発生した際にも、サポート体制がシッカリとしている店舗で購入するのがおすすめです。インターネット通販で販売されているオーバーフロー水槽は、組み立てが簡単なので、届いたその日に水槽のセッティングを開始することができます。詳細は、以下のページでまとめています。

関連記事:どれがおすすめ?オーバーフロー水槽比較

マリンアクアリウム飼育方法

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。

イソギンチャク

イソギンチャクの飼育

イソギンチャクの飼育

マリンプランツ(海藻、海草)

マリンプランツの飼育

マリンプランツの飼育

マリンアクアリウム飼育機材

海水魚珊瑚ソフトコーラルハードコーラル)、イソギンチャクマリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。