ハタゴイソギンチャクパープル固体
私がマリンアクアリウムを始めた2000年頃から既に人気が高かったハタゴイソギンチャクのパープル固体です。昔から、沖縄産の状態がよいということで、国産のパープル固体が人気だったのですが、コーラルラボがインドネシア産のハタゴイソギンチャクのハンドコートを開始してからは、海外からのパープル固体が多く国内に流通するようになりました。
私の知り合いで、一人だけハタゴイソギンチャクを10年以上飼育し続けているアクアリストがいるのですが、その方が飼育されているハタゴイソギンチャクは、沖縄産のパープル固体です。私もそうなのですが、ハタゴイソギンチャクを年単位で飼育するためには、メタハラ環境下でないと実現できたことがありません。詳細については、以下のページでまとめています。
目次
パープル固体の産地
国内のショップで販売されているハタゴイソギンチャクで、パープル固体をよく見かける産地は以下の通りとなります。
飼育難易度
ハタゴイソギンチャクは、イソギンチャクの中でも特に長期飼育が難しい種類になるため、飼育難易度は難しい種類となります。初心者の方で、ハタゴイソギンチャク飼育に挑戦される場合は、価格が安いパープル固体がおすすめです。ハタゴイソギンチャクの長期飼育の記録は、以下のページでまとめています。
飼育環境
ハタゴイソギンチャクの飼育は、照明が重要な要素になってきます。LEDでも飼育は可能なのです。ただし、状態よく年単位での長期飼育を行なう場合にはメタハラが必要となってきます。状態よくハタゴイソギンチャクを10年単位で長期飼育できている人は、知り合いのアクアリスト含めて全員メタハラを利用しています。ハタゴイソギンチャクを飼育する際の照明と飼育環境については、以下のページでまとめています。
価格相場
パープル固体の価格相場は、2万円前後です。8万円ぐらいの価格も見たことがあるのですが、それは高すぎのような気がします。。。
通販
通販サイトで購入ができる価格が安いハタゴイソギンチャクを以下のページからご確認いただけます。該当の商品が存在しない場合は、商品が何も表示されない場合や、他の商品が表示される場合があります。
おすすめのショップ
ハタゴイソギンチャクは、ショップでの在庫管理がとても大切になってきます。私が過去ハタゴイソギンチャクを購入した実績にもとづいておすすめできるショップは、以下の通りです。
コーラルラボ
毎月100固体前後のハタゴイソギンチャクが海外から直輸入されるハタゴイソギンチャクの名店です。海外から来るハタゴイソギンチャクは、輸送の際に弱ってしまうケースが多いのですが、コーラルラボではインドネシアから輸入されてくる時間は、沖縄便を都内に輸送する時間よりも早いルートを開拓しています。そのため、状態の優れたハタゴイソギンチャクを購入することができます。過去に一度だけ、ハタゴイソギンチャクのレッド固体が入荷したことがあるショップでもあります。
スプラッシュ
スプラッシュにも稀にハタゴイソギンチャクが入荷することがあります。スプラッシュは、生体を販売する水槽環境の管理が徹底されているショップで、販売されている生体の状態がとてもよいのが特徴です。ハタゴイソギンチャクが入荷すると、本店店内中央にある巨大な水槽で優れた状態のハタゴイソギンチャクが販売されていることがあります。過去に一度だけ、ハタゴイソギンチャクのレッド固体が入荷したことがあるショップでもあります。
アクアギフト
国内で海外のハタゴイソギンチャクを直輸入できているショップは、アクアギフトとコーラルラボのみだと思います。アクアギフトにも定期的に状態が優れたハタゴイソギンチャクが入荷するので、通販で購入することがあります。アクアギフトはパープル固体よりも、カラー固体の方が多く入荷することが多い印象です。
チャーム
アクアリウム通販といえばチャームです。通年を通じて、お手頃価格のハタゴイソギンチャクを購入することができるので、ハタゴイソギンチャクを入手したい場合は、チャームの通販を利用すると便利です。
ハタゴイソギンチャクパープル固体のご紹介は以上となります。次にセンターグリーン、パープルエッジをご紹介いたします。
関連記事:ハタゴイソギンチャクセンターグリーン、パープルエッジ固体
ハタゴイソギンチャクの長期飼育に関して
カクレクマノミがもっとも共生する相性がよいイソギンチャクといえば、ハタゴイソギンチャクです。ハタゴイソギンチャクを長年飼育する愛好家として、今までの飼育を通じて感じた事や実体験を本ページでは記載しております。他に飼育されている方はまた違った意見等があるかもしれません。ショップやメーカーさんであれば、もっとよいアドバイスをしてくれるかもしれません。遠く離れた海の中からやってくるハタゴイソギンチャクを少しでも大切に長く飼育できるよう、初めてハタゴイソギンチャクを飼育される方や、なかなかハタゴイソギンチャクが上手く飼育できない方向けに、お役に立てればと思いまとめています。
関連記事:ハタゴイソギンチャクの長期飼育に関してイソギンチャクの飼育
イソギンチャクといえば、誰もがあこがれる飼育環境下で行うカクレクマノミとの共生です。以下でご紹介するイソギンチャクは、全て我が家の自宅で飼育してきたイソギンチャクになります。イソギンチャクは、海水魚や珊瑚、マリンプランツ(海藻、海草)と比較しても独特の生き物で、実際に飼育経験を積んでいかないと、生体の見極めや、長期飼育が難しい生き物です。ただし、飼育環境さえ整えてしまえば、飼育が難しいとされるハタゴイソギンチャクでも、10年以上飼育する事も可能です。実際に私の周りには10年以上、ハタゴイソギンチャクを飼育しているベテランのアクアリストが今なお飼育を継続して存在します。イソギンチャクと並んで人気のカクレクマノミの飼育については、以下のページでまとめています。カクレクマノミも、もう10年ぐらい今もなお継続して、長期飼育しています。
イソギンチャクの飼育機材、用品
イソギンチャク飼育は、海水魚飼育に必要な機材、用品に追加して、カルシウムリアクター、添加剤、イソギンチャク飼育に適した照明が必要となってきます。カルシウムリアクターと添加剤は無くてもイソギンチャクの飼育は可能です。ここに、オーバーフロー水槽、浄水器、クーラー、プロテインスキマー、ライブロック、ライブサンド、ヒーター、水中ポンプ、塩分濃度計、バケツ、ウールマット、人工海水など海水魚飼育にも必要な機材や用品が加わってきます。より自動化させた水槽環境を実現する際には、自動給水器、電磁弁が必要です。オーバーフロー水槽を自作する際には、水槽用の配管パーツが必要となってきます。
イソギンチャク飼育におすすめのオーバーフロー水槽
イソギンチャク飼育におすすめなオーバーフロー水槽を30センチ、45センチ、60センチ、90センチ、120センチサイズ別に比較することができます。オーバーフロー水槽は、サイズが大きくなるにつれて、とても高額になってきます。オーバーフロー水槽が崩壊したり、水槽に付属する機材が故障すると、飼育している海水魚、珊瑚、イソギンチャク、マリンプランツが死んでしまう可能性があるので、万が一何かトラブルが発生した際にも、サポート体制がシッカリとしている店舗で購入するのがおすすめです。インターネット通販で販売されているオーバーフロー水槽は、組み立てが簡単なので、届いたその日に水槽のセッティングを開始することができます。詳細は、以下のページでまとめています。
マリンアクアリウム飼育方法
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育方法について、以下のページでそれぞれまとめています。
マリンアクアリウム飼育機材
海水魚、珊瑚(ソフトコーラル、ハードコーラル)、イソギンチャク、マリンプランツ(海藻、海草)の飼育に必要な機材や用品などについて、以下のページでそれぞれまとめています。