レンテンヤッコの飼育について

レンテンヤッコ

レンテンヤッコ

レンテンヤッコは日本を代表する小型ヤッコであり、世界最大のケントロピーゲでもあります。体表に広がる紫、オレンジ、黄色のグラデーションカラーは、国内のみならず海外の愛好家にもJapanese angelfishの愛称で非常に人気が高いです。レンテンヤッコが生息する小笠原諸島は、東京都特別区の南南東約1,000kmの太平洋上にある30余の島々であり、2011年には世界遺産に登録されました。一昔前まではレンテンヤッコの幼魚が2万円台で販売されていたこともありましたが、小笠原諸島が世界遺産に登録されたこともあり、幼魚の価格は一気に高値に吊り上げられました。幼魚は背鰭後部に幼魚班を持っています。ペア化した雄固体は色彩が更に美しくなり、背鰭、尾鰭縁のブルー状の色彩が綺麗なメタリックブルーに輝きます。自然界では藻類や海綿類を主食とする雑食性です。ルリヤッコと同様に他の魚(ハナダイやスズメダイ等)の糞を食べる食糞の習性を持っています。ヤッコの仲間は性格がキツイ種類が多いため、混泳を実現したい場合は、大きなサイズの水槽を用意し、小型ヤッコであればライブロックで複雑な形状を組み上げて隠れ家を作り、水槽にはあまり多くの海水魚を入れないのが理想です。大型ヤッコの場合は、大型のオーバーフロー水槽でベアタンクを作り、水槽内で縄張り争いが発生しないように、ライブロックの数を減らして飼育するという手段もあります。ヤッコの飼育におすすめなオーバーフロー水槽、ライブロック、ヤッコの混泳については、以下のページでまとめています。

レンテンヤッコについて

学名

Centropyge interruptus

全長(最大)

18cm

生息分布

相模湾、四国、紀伊半島、伊豆諸島、小笠原、ハワイ諸島クレ環礁

飼育難易度

雑食性のため人工餌にも餌付き易いです。大型の成魚は減圧の影響を受けて水槽環境になじめず体調を落とす個体がいます。幼魚であれば、減圧の影響を受けず人工餌にもよく餌付いてくれます。成魚になるにつれて性格はきつくなるため、他のヤッコとの混泳には注意したいです。レンテンヤッコは丈夫なヤッコなため、落着いて安定した飼育環境があれば十分長期飼育も可能な海水魚です。レンテンヤッコ本来の美しさを保つために、安定した水質環境で状態よく飼育を行っていきたいです。

性格

キツイ:

混泳

難しい:

餌付け

簡単:

珊瑚との相性

危険:

レンテンヤッコのカラーバリエーション

レンテンヤッコは、頭部と胸鰭、尾びれがオレンジな固体を多くみかけますが、中には色彩変異っぽい個体も過去によく出回っていました。過去に飼育していたレンテンヤッコの写真で、レンテンヤッコのカラーバリエーションについてご紹介いたします。

ノーマルなレンテンヤッコ

ノーマルなレンテンヤッコ

ノーマルなレンテンヤッコ

こちらは一般的にみかけるレンテンヤッコです。頭部、胸鰭、尾びれがオレンジで、体半分が紫色の固体です。レンテンヤッコは、水質が綺麗な落ち着いた環境で飼育していると、とても色上がり美しくなります。

青みが強いレンテンヤッコ

青みが強いレンテンヤッコ

青みが強いレンテンヤッコ

こちらは、青みが強いレンテンヤッコです。一見ブルーモーリシャスの青い宝石ともいわれる幻の魚、デベリウスにも似た体の色をしています。ここまで青みが強いレンテンヤッコはなかなか見かけることはありません。

レンテンヤッコを実際に飼育してみて感じた事

アダルトサイズのレンテンヤッコ

アダルトサイズのレンテンヤッコ

レンテンヤッコは丈夫です。フレームエンゼルやレモンピールなどを飼育するのと同じような感覚で長期飼育できると思います。ただ気が荒いので、ヤッコや他の海水魚と水槽内で混泳させるには注意が必要だと思います。とっても良く餌を食べてくれるのですぐに大きく成長してくれます。

飼育環境

水換え頻度

飼育する水槽環境によって、水換えを行う頻度が異なってきます。水換え頻度については、以下のページでまとめています。
水換え頻度について

ライブロック

ライブロックは、水槽内での生物濾過を実現したり、隠れ家としても機能を果たすので、水槽内にあった方がおすすめです。
ライブロックの特徴、選定

ライブサンド

ライブサンドは、水槽内での生物濾過を実現し、生体が水槽内で過ごし易い環境を作り上げることができます。ライブサンドの特徴や、水槽サイズ別に必要となるライブサンドの量について、以下のページでまとめています。
ライブロックの特徴、選定

プロテインスキマーの設置

プロテインスキマーは、ライブロック、ライブサンドで実現する生物濾過とは異なり、水槽内に溜まった目に見えるぐらいの汚れを物理的に除去するといった役割を持つため、設置した方が状態よく飼育することができます。
プロテインスキマーの特徴、選定

殺菌灯の設置

殺菌灯は水槽内の病原菌を紫外線の力で除去できる機材です。白点病を防ぐためにも殺菌灯の設置がおすすめです。殺菌灯の特徴や選定については、以下のページでまとめています。
殺菌灯の特徴、選定

白点病治療

海水魚の飼育で一番多い病気が、白点病です。万が一、白点病になってしまった場合の治療方法について、以下のページでまとめています。
海水魚の白点病治療

浄水器の設置

より海に近い環境で長期飼育を目指す場合には、水道水の不純物を取り除ける浄水器を設置するのがおすすめです。浄水器の特徴や選定については、以下のページでまとめています。
浄水器の特徴、選定

オーバーフロー水槽での飼育

水槽の水量が多いほど、急激な水槽内の環境変化から生体をまもり、状態よく飼育することができます。生体の長期飼育を目指すなら、オーバーフロー水槽での飼育がおすすめです。
オーバーフロー水槽の特徴、選定

レンテンヤッコを飼育する上で必要な飼育環境については、以下のページにまとめています。

レンテンヤッコの飼育に必要な飼育環境

レンテンヤッコにおすすめの人工餌は、メガバイトグリーンです。ヤッコは自然界において、藻類、海綿、ホヤ、底生無脊椎動物、小型の甲殻類等を捕食する雑食性の海水魚です。草食寄りの雑食成分が配合された人工餌として、メガバイトグリーンがもっともおすすめです。

メガバイトグリーン

メガバイト、ヤッコの餌付け方法、海水魚におすすめの餌については、それぞれ以下のページでまとめています。

価格相場

約100,000円
価格相場はあくまで目安です。生体の入荷状況や販売店舗などによって異なります。詳しくは以下の通販サイトより、最新の価格をご確認ください。



通販

通販サイトで購入ができる価格が安いレンテンヤッコを以下のページからご確認いただけます。該当の商品が存在しない場合は、商品が何も表示されない場合や、他の商品が表示される場合があります。

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